「夏は暑くて外出が億劫」「アウトドアは嫌いじゃないけど暑いのがとにかく苦手」そんな方々におすすめしたい、ちょっと変わった新潟 アウトドア オススメスポット「滝」。誰もが知っているような有名滝はないけれど、新潟の滝、実はいい滝がいっぱいあるんです。 新潟のおすすめ滝を一挙にご紹介!さあ、滝を見に行こう。
1
角神不動滝 <阿賀町>
つのがみふどうたき
コンクリート階段から間近で体感
清涼感のある二段滝
整備された駐車場からコンクリートの遊歩道が続き、アクセスは快適。やがて見えてくる<一の滝>を眺めながら階段を上がり、目の前に25mの高さから叩きつける<二の滝>が現れる。雪解けや雨の後は水量も多く、間近で水しぶきを浴びながら鑑賞することができる。
- 角神不動滝<阿賀町>
- ■ 所在地:新潟県東蒲原郡阿賀町鹿瀬
- ■ 山塊:飯豊山
- ■ 水系:不動滝/阿賀野川
- ■ 分類:一の滝 段瀑/二の滝 直瀑
- ■ 落差:一の滝 15m/二の滝 25m
- ■ 駐車場:あり ■ トイレ:あり
2
大尾不動滝 <阿賀町>
おおおふどうたき
モミジの木々に囲まれ
天然の階段を流れ落ちる美しい滝
遊歩道ではあるものの滝までは登りが続き、最後は岩場を少し登る。 階段のようになった岩の斜面を、幾股にも分かれながら流れ落ちてくる滝の手前には、雲のようにモミジがかかっている。まるで日本画を見るような美しい滝。
行き方
1. R49を西会津方面へ走り、三郷交差点を上川方面へ。上川支所を過ぎた太田交差点を左折し、後は〈たきがしら湿原〉を目指して進むと、左側に写真の看板が現れる。駐車場から滝までは約6分。
Google マップ
- 大尾不動滝<阿賀町>
- ■ 所在地:新潟県東蒲原郡阿賀町上川
- ■ 水系:柴倉滝/常浪川/阿賀野川
- ■ 分類:分岐瀑
- ■ 落差:20m
- ■ 駐車場:あり ■ トイレ:なし
3
白玉の滝 <新潟市>
しらたまのたき
滝打たれが行われることで有名な夫婦滝
1か所で2度楽しめる
箱庭のような風情のある美しさの〈雌滝〉と、勢い良く滝壺に流れ落ちる〈雄滝〉、ふたつの滝を楽しむことができる。手軽に散歩感覚で訪れることができ、季節ごとの表情を楽しめる。毎年1月の〈白玉の滝打たれ〉は冬の風物詩にもなっている。
行き方
1.新潟方面からR403を加茂に向かい、〈兎谷〉交差点を左折、〈中野邸美術館駐車場〉を過ぎると、右側に看板が見えてくるので右折し、後は細い道を突き当たりまで直進する。駐車場から雌滝まで1分、雄滝までは5分。
Google マップ
落差も水量もつつましいセカンド滝が〈雌滝〉。 その名の通り女性を思わせる、しっとりとした風情を感じさせる。 春夏の緑、秋の紅葉、冬の雪景色など四季折々の表情も楽しめる。
- 白玉の滝<新潟市>
- ■ 所在地:新潟県新潟市秋葉区金津
- ■ 山塊:菩提寺山
- ■ 水系:大通川/信濃川
- ■ 分類:雌滝 分岐瀑/雄滝 直瀑
- ■ 落差:雌滝 3m/雄滝 15m
- ■ 駐車場:あり ■ トイレ:あり
4
鈴ヶ滝 <村上市>
すずがたき
冒険気分を味わった先に現れる
迫力ある巨大な滝
アクセスは結構大変。細い山道を運転し、駐車場からは危険な崖道も歩く。くれぐれもヒールの高い靴で行かないこと。巨大な岩の上から滑るように落ちてくる滝は水量がものすごく、滝壺の前まで行くと水しぶきを浴びることができる。対照的な〈小滝〉は風情があり、タイプの違うふたつの滝を楽しむことができる。
行き方
1.国道7号線を山形方面へ。〈道の駅 朝日〉を過ぎ〈早稲田〉交差点を右折。突き当りを左折し、後はひたすら案内看板に従って進む。細い山道なので注意。冬期は通行止区間もあるので確認してから行こう。駐車場から徒歩15分ほど山道を歩くが、滑りやすい険しい道もあり注意が必要。
Google マップ
歩き始めて間もなく見ることができるのが〈小滝〉。 〈小滝〉とはいっても、落差が35mある立派な滝。 轟々と流れ落ちる鈴ヶ滝と違って、モミジの木々の間を細く落ちる様はとても風流だ。
- 鈴ヶ滝<村上市>
- ■ 所在地:新潟県村上市高根
- ■ 山塊:火打山
- ■ 水系:鈴谷川/高根川/三面川
- ■ 分類:鈴ヶ滝 分岐瀑/小滝 分岐瀑
- ■ 落差:鈴ヶ滝 55m/小滝 35m
- ■ 駐車場:あり ■ トイレ:なし