- ホーム
- アート
- シネマ気分
MOVIE 2019.1.7
スペース・ジャム
SPACE JAM|アメリカ映画(1996年)
監督:ジョー・ピトカ
出演:マイケル・ジョーダン、チャールズ・バークレー、パトリック・ユーイング
実写×アニメのクロスオーバー。あのNBA選手も登場
先日、近所にあるリサイクルショップに子どもを連れて遊びに行ったときのこと、最近流行りのアニメなどのフィギアが並んでいる棚とは別に、ジャンク品などのあんまり買い手の付かない商品が詰められている棚を発見。チラッとスターウォーズのフィギアを発見し、漁りはじめてみると、なんとパトリック・ユーイングなどの懐かしいNBA選手のフィギアを見つけた。分かる人もいるかもしれないが、5㎝くらいの高さで顔がちょっとだけ大きくなっている、あのフィギアだ。しかも100円。とりあえず全種類を買い占め、懐かしい出会いに感化されてすぐさまレンタルビデオショップに。そう、レンタルしたのは今回紹介する映画「SAPCE JAM」。この作品は、人気キャラクターのバックス・バニーと伝説のNBA選手であるマイケル・ジョーダンのダブル主演。しかも実写とアニメのクロスオーバーといった、当時では異色の組み合わせ。あらすじは若干の実話を交えて、NBAを引退したジョータンが幼き頃に父親と約束した野球選手への転身の話。しかし思うような活躍ができず、各方面から批判が殺到。同じくして、アニメの世界には宇宙人がやって来る。バッグス・バニーをはじめとするルーニー・トゥーンズたちを制圧し強制労働をさせようするも、口が達者なバッグス・バニーは「もしバスケットボールの試合で負けたら」という条件を提示し、人間であるジョーダンをチームに招いて試合開始。実際にジョーダンは一度引退をして野球選手になり、いろいろあって再びバスケット界に舞い戻った経緯がある。こういった実話を踏まえながら観てみるとめちゃくちゃなストーリー展開にも、ちょっとしたリアリティを感じられる。本編ではフィギアとして購入したチャールズ・バークレー、パトリック・ユーイングなど、実在するバスケット選手も本人役で登場し、ストーリーは幼稚かもしれないが、バスケットファンにも楽しめる内容。ちなみにこの映画、続編が決定している。しかもジョーダンの替わりに出演するのは、彼と同じ背番号「23」を背負っていたロサンゼルス・レイカーズ所属のレブロン・ジェームズ。2019年のNBAシーズンオフ期間に制作される予定らしく、今からワクワクが止まらない。