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フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

MOVIE 2017.10.2

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

Fifty Shades of Grey|アメリカ映画(2015)
監督:サム・テイラー=ジョンソン
出演:ダコタ・ジョンソン、ジェイミー・ドーナン

異なった“愛し方”を受け入れる“愛され方”って?

「どんな人がタイプ?」はありがちな質問。でも、「どんな愛し方をされたい?」なんて聞かれたらどう答えますか? そもそも「愛し方」ってなんだろう?とか思っちゃいますよね。「優しくされたい」「自分のことだけを考えていて欲しい」「好きってちゃんと言われたい」なんか薄っぺらい答えしかでてきません。この映画は、愛し方、愛され方を考えつつ、エロティックな愛を描いた大人の映画です。小説「トワイライト」のファン・フィクションとして執筆されたイギリスの官能小説「Master of the Universe」が原作。大学で英文学を専攻する恋愛経験のない女子大生アナ・スティールと、愛を知らない巨大企業の若きCEOクリスチャン・グレイの物語。学生新聞の取材としてグレイの元に現れたアナ。この出会いをきっかけに、ふたりは急接近するも、グレイにはある秘密が。愛の行為を重ねるためには、交際する女性が守らなければいけないルールが記された秘密保持契約書にサインしなければいけなかったのです。初めての恋愛に、アナは身も心も委ねてしまい、その結果、過去のあることがきっかけで人を愛せなくなったグレイの秘密を知ることに。扉の鍵を開けると現れた、サディストなグレイ。そう、彼は、独占し、支配し、痛めつけるSEXで愛を伝える“愛し方”しかできない人間だったのです。普通が何かといわれたら難しいですが、普通とは違った愛し方しかできない最愛の人。あなただったらどうしますか?アナはどうしたと思いますか?人によって異なる愛し方を、どう受け入れ、どう愛されるのが正しいのか。最愛の人の変わった嗜好に、あなたの愛はどう答えますか?