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No.37
貴重なのぞきからくりを見学
~巻郷土資料館~
2017.1.13
あらぼーを訪ねて〈なじラボ〉におじゃましたんろも、
あらぼーはお出かけしてて会うことが出来ねかったんら(゚ω゚;)
しかたねっけ、おいらは、あらぼーを探して歩き回ることになったんら(。>ω<)
初詣に行くと、参道にいろんな屋台が出てるろも
昔は“のぞきからくり”っていう見世物もあったんら☆
“のぞきからくり”っていうのは
覗き穴のある箱の中に、物語仕立ての絵が仕掛けられていて
口上師が絵に合わせて、節をつけながらお話してくれるんら
元は消防署だった〈巻郷土資料館〉には、
唯一上演可能な“のぞきからくり”が保存されてるんら
“幽霊の継子いじめ”の
のぞきからくり屋台が展示してあったろ☆
“ナカネタ”っていわれる押絵が次々と変わって
物語が展開していくんら♪
この紐を引っ張ると、ナカネタが変わるんら☆
それにしても、おっかねそげな絵らろ(。>ω<)
どんなお話なんろっか?気になるろ…
ああっ!だんなさん、乱暴はやめるんら(゚ω゚;)
ちなみに“押絵”っていうのは、羽子板や壁飾りに使う手工芸で、
綿をきれいな布地でくるんで立体感を出したものら☆
ナカネタの写真も展示してあるろ
周りについてる、レンズ付きの穴から中を覗いて鑑賞するんら☆
う…うらやましいろ…
おいらも、おねーたんに囲まれたいろ…(゚ω゚;)
イベント時など、口上の実演もあるっけ
機会があったらぜひ見てほしいろ
この“幽霊の継子いじめ”の他に、
約100年前の“八百屋お七”のナカネタも見つかり
屋台も復元され、口上も時々実演されてるんら☆
(写真は巻郷土資料館様提供)
貴重な伝統芸能が、いつまでも残ってほしいろ☆
※撮影には許可が必要です。
今回は特別な許可をいただいて写真撮影、
ブログ掲載をしております。
また、のぞきからくりの展示や実演については
行われていない場合もございますので
巻郷土資料館にお問い合わせください。
12月17日(土)~1月15日(日)
〈越後毒消しの記憶展〉開催
9時~16時半
※月曜、祝日の翌日、12月28日(水)~1月3日(火)休館
昔の越後の毒消し売りの様子や生活の資料、
薬材・製薬用具など約120点を展示
※会期中の日曜午前10時から「のぞきからくり」口上・実演を実施
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