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No.38
医学の進歩を見ることができる博物館
~医の博物館~
2017.1.16
あらぼーを訪ねて〈なじラボ〉におじゃましたんろも、
あらぼーはお出かけしてて会うことが出来ねかったんら(゚ω゚;)
しかたねっけ、おいらは、あらぼーを探して歩き回ることになったんら(。>ω<)
〈日本歯科大学 新潟病院〉にやって来たろ☆
そこには、日本で唯一の医学博物館、
〈医の博物館〉があるんら
館内に入ると、
近代ヨーロッパ医学に貢献した人たちの
写真が並んでるろ
有名な“解体新書”や…
ターヘルアナトミアの原書も展示されてるんら
茶道で有名な“喫茶養生記”
お茶の効用や製法が書かれた本ら
医療風俗を表した浮世絵も
いっぺこと展示してあるろ☆
歌川国芳の“きたいな名医難病療治”
幕末の偉い人たちを病気に見立てて
滑稽に表現してる浮世絵ら☆
…とんでもない治療をしてるろ(゚ω゚;)
幻灯機で見るガラス絵の“産婦人科教育図”
白衣の天使と呼ばれた“ナイチンゲール”の直筆書簡
最新のコーナーがこちら☆
ものすごく大きな本に、細かい銅版画の図版が載ってるんら
あきゃ(゚ω゚;)
なんだか、おっかねげな人形があるろ…
これは“経絡人形”っていう、鍼灸治療を学ぶときに使った
気の通り道“経絡”と“経穴”(ツボ)を示した人体模型ら
背中にも、こんなにツボがあるんら☆
勉強に使う未完成の経絡人形や、
妊婦の人体模型が並んでるろ
聴診器とか、昔の医療用具も展示してあるろ
体温計とか吸入器
戦時中に使用された三角巾やガーゼ
薬屋さんの看板も並んでるろ☆
おいらも薬研(やげん)で薬草を砕くろ
“水戸黄門”でもおなじみの印籠
印籠って実は、携帯薬ケースなんら☆
配置薬などの薬箱や薬袋
歴史を感じる絵が描かれてるろ(。>ω<)
薬屋さんの販促物と思われる“すごろく”
薬の名前がいろいろ出てくるろ☆
昔の歯磨き粉も展示されてるろ
江戸時代などに使われていた“房楊枝”
今でいう歯ブラシら☆
房楊枝を使っている女の人が描かれた浮世絵も残されてるろ
あきゃ(゚ω゚;)
この女の人達は歯が真っ黒けらろ!
これは“お歯黒”といって、江戸から明治時代にかけて
既婚女性の風習らったんら
“お歯黒”に使った道具も珍しいろ☆
鉄が原料になった“鉄漿水(かねみず)”を作るんら
歯磨きをしてても、虫歯になっちゃった時は…
歯医者さんが待ってるろ(。>ω<)
この木製治療椅子は、
歯医者さんの出張治療に使われ、組み立て式なんら
大昔に使われていた歯医者さんの道具(゚ω゚;)
テコの原理で歯を抜くのに使った“歯鍵(しけん)”もあるろ
歯がなくなっちゃったら、入れ歯をしなきゃダメらろ(。>ω<)
江戸から明治時代にかけて使われていた、木の入れ歯“木床義歯”も展示されてるろ
歯ぐきはツゲ、歯はロウ石や象牙なんら
明治から昭和にかけて登場した“ゴム床義歯”
おいらもキバが痛むっけ、歯医者さんに見てもらうろ(。>ω<)
でも、なんか治療器具が古いような気が…
ひゃあああーーーー
やっぱり現代の歯医者さんに治療してほしいろー(。>ω<)
貴重な資料がいっぺこと展示してあって
医学の進歩を見て知ることのできる博物館らったろ☆
〈日本歯科大学新潟生命歯学部 医の博物館〉
新潟市中央区浜浦町1-8 日本歯科大学新潟生命歯学部内8号館2階
TEL 025-267-1500
開館時間/10:00~16:00
休館日/土曜・日曜・祝祭日、大学創立記念日(6月1日)、8月12日~16日、12月29日~1月4日
入館料/無料
<施設のホームページ>
http://www2.ndu.ac.jp/museum/index.html
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