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No.44
異国ムード漂う吉田の旧家
~今井家住宅~
2017.1.27
あらぼーを訪ねて〈なじラボ〉におじゃましたんろも、
あらぼーはお出かけしてて会うことが出来ねかったんら(゚ω゚;)
しかたねっけ、おいらは、あらぼーを探して歩き回ることになったんら(。>ω<)
あらぼーを探して吉田の町中をさまよってたおいらは
不思議な建物に出会ったんら☆
ここは長岡藩御用商人だった大地主・今井家の建物で、
国の登録有形文化財に指定されてるんら
レンガの塀には大きく「香」と「林」の文字
これは戦後に興した“香林堂”っていう配置薬事業の社名ら
真ん中の門にあるのは商標マーク☆
向かって右にあるのは、大正9年に建てられた旧今井銀行
昭和26年以降は、製薬工場として使われたんら☆
入口の上には、石造りの大黒様が微笑んでるろ♪
歴史を感じさせる、趣あるレンガ塀
通気口にまでマークが入ったこだわり☆
郵便マークに見える、このマークは
旧今井銀行の“今”の字をデザインしてあるんら
窓もアーチ状で、おしゃれな鉄格子
左側には大きく「香林堂」と文字の入った西洋館
赤レンガにアーチ窓で、異国風な作りらろ☆
明治期インテリアの、重厚華麗な応接棟らしいろ
屋根の上には六角形の塔が建ってるろ
そんな西洋風の建物に挟まれて、
真ん中には風情ある町屋があるんろも
江戸時代後期に建てられた母屋らろ☆
今回は特別に許可をいただいて
中を一部だけ見せてもらったんら
長く伸びた趣ある土間
暖簾にある“近江屋”は、今井家の屋号で
元々、近江の国(今の滋賀県)で武家だったとか
土間にあった木製の流し台
壁に取り付けられた、昔の傘立てには
番傘じゃなくて、洋傘が立ててあったろ
風格のある地袋
重厚な大茶の間
歴史ある、素晴らしい建物らったろ☆
ぜひ後世まで、永く残り続けてほしいろ
※この度、ご紹介した今井家住宅は、
住居として使用されている建物のため
内部は非公開となっております。
今回は特別な許可をいただいて
取材に応じていただきました。
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